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2025年9月、41歳の夫が急性心不全で突然亡くなりました。
「亡くなったら、銀行の口座はすぐ凍結されるよ」。友達からは、そう聞いていました。
でも実際には、そうではありませんでした。この記事では、夫の口座で実際に起きたことと、いま私がお金をどう分けて置いているかを書きます。
凍結されたのは、住宅ローンの口座1つだけだった
夫の名義の口座のうち、すぐに凍結されたのは、住宅ローンの引き落としをしていた1つだけでした。
ほかの口座は凍結されず、1年たった今もATMで出し入れできる状態です。
あとで調べてわかったのですが、口座は、亡くなったら自動で凍結されるわけではありません。役所に死亡届を出しても、その情報が銀行に伝わるしくみはないからです。銀行が凍結するのは、亡くなったことを銀行が知ったときです。家族が銀行に連絡したときや、相続の手続きを始めたときが多いです。
携帯代とカード代は、夫の口座から引き落とされ続けた
凍結されなかったので、夫の口座からは、携帯代とカード代の引き落としが続いていました。私はしばらく、そのままにしていました。
- 携帯:私の名義に変更して、娘に持たせました
- クレジットカード:解約しました
大変だったのはカードの解約です。電話がなかなかつながらず、何度もかけ直しました。この経験があって、いまはカードを2枚だけにしています。
今は引き落としも全部終わったので、これから口座の解約の手続きを進めるつもりです。
(追記)地銀と郵便局の口座は、2026年10月に解約できました。大手銀行の口座は、残金が少ないので、解約せずにそのままにしています。
▶ 亡くなった夫の銀行口座、残高が少なければ解約しない選択も
▶ 夫が亡くなったあとのお金の手続き、大変だった順に全部書きます
亡くなったあとに引き出すのは、よくないと知らなかった
凍結されていない口座なら、家族がATMでお金を下ろせてしまいます。でも、亡くなったあとの口座のお金は、相続の対象になる財産です。
家族が勝手に引き出すと、次のようなことが起きるおそれがあります。
- ほかの相続人との、もめごとの原因になる
- 相続放棄をしたくても、できなくなることがある(財産を使うと、相続することを認めたとみなされる場合があるため)
私は、このことを知りませんでした。夫の口座は残高が少なく、ATMで下ろせる金額もなかったので、結果的に引き出してはいません。
生活費やお葬式代でどうしてもお金が必要なときは、手続きが終わる前でも、一定額まで預金を引き出せる「預貯金の仮払い制度」があります(民法909条の2)。1つの銀行で引き出せるのは「亡くなったときの預金額 × 3分の1 × その人の法定相続分」までで、上限は150万円です。
口座を解約するときに必要なもの
口座を解約して、残ったお金を受け取るには、相続の手続きが必要です。銀行によって違いますが、次のような書類を求められることが多いです。
- 亡くなった人の戸籍謄本(生まれてから亡くなるまでのもの)
- 相続人全員の戸籍謄本と印鑑証明書
- 遺言書、または遺産分割協議書(銀行所定の書類の場合もあります)
残高が少ない場合は、書類を減らせる簡単な手続きを用意している銀行もあります。まずは口座のある銀行に問い合わせてください。
夫の口座が3つとも残っているのは、書類をそろえるのが大変なこと、銀行に行く時間がないこと、残っているお金が少なくて後回しになっていることが理由です。
生活費は、私の口座から払っていた
夫の口座がどうなっても、生活費の支払いは止まりませんでした。わが家では、夫の給料を毎月私の口座に移して、生活費はそこから払っていたからです。
夫が入っていた保険のお金も、受取人の私の口座に振り込まれました。保険金は受取人の口座に入るので、夫の口座とは関係ありません。
住宅ローンの口座のように、すぐ凍結される口座もあります。生活費の引き落としが全部夫の口座だったら、そこで支払いが止まっていたかもしれません。
お金の置き場所を3つに分ける
2025年4月、リベシティ(両学長)を知って、家計管理を始めました。そこで学んだのが、お金の置き場所を分けることです。私もいまは、次の3つに分けています。
- 生活費の口座:毎月の支払い
- 予備資金の口座:すぐ下ろせるお金。生活費の1年半分くらいを置いています
- 投資の口座:長く置いてふやすお金
分けておけば、どこか1つが止まっても、全部が止まることはありません。予備資金があると、急な出費があっても投資のお金に手をつけずにすみます。
投資の口座は、自分の名義で持つ
NISAの口座は、本人の名義でしか作れません。
私は2024年8月から、楽天証券でNISAの積み立てをしています。始めたきっかけは、知り合いのFPにすすめられたことです。いまは、子どもの教育資金と、自分の老後のために積み立てています。
積み立ては楽天カード払いにしています。
まとめ
- 口座は、亡くなっても自動では凍結されない。銀行が知ったときに凍結される
- 夫の口座で、すぐ凍結されたのは住宅ローンの1つだけ。ほかは今もATMで出し入れできる
- 亡くなったあとに家族が引き出すと、相続でもめたり、相続放棄ができなくなったりすることがある
- どうしても必要なときは、仮払い制度で一定額まで引き出せる
- 生活費は私の口座から払っていたので、支払いは止まらなかった
- お金の置き場所は、生活費・予備資金(生活費の1年半分)・投資の3つに分けている
- NISAは楽天証券で、教育資金と老後のために積み立てている
※相続の手続きや法律の扱いは、家族の状況によって変わります。くわしくは銀行や専門家に確認してください。


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