「入った瞬間からぼったくられている」
両学長のライブでそう聞いたとき、頭が真っ白になった。自分が毎月コツコツ積み立ててきたお金が、実は全然増えていなかったということを、そのとき初めて知った。
不安だった。でも5年間積み立てて40万円マイナスという現実を知って、このまま続けても意味がないと思い、解約を決めた。
積立保険(貯蓄型保険)とは?
積立保険とは、保険料の一部が積み立てられ、満期になったり解約したりすると「解約返戻金」として受け取れるタイプの保険のこと。「保険+貯蓄」が一緒になっているように見えるが、これが落とし穴だった。
なぜ積立保険はよくないのか
問題は手数料の高さだ。
積立保険には、保険会社の運営コストや販売手数料が保険料の中に含まれている。その分が引かれた後で運用されるため、自分でNISAなどで積み立てるよりはるかに効率が悪い。
- 払った保険料がそのまま運用されるわけではない
- 解約すると元本割れするケースがほとんど(特に早期解約)
- 満期まで持っても、NISAで運用した場合と比べると大きく差がつく
私の場合、5年間積み立てて解約したとき、約40万円の元本割れだった。知らずに続けていたら、もっと損していたかもしれない。
「払済保険」にしても安心できない
「保険料の支払いはやめたけど、解約はしていない」という状態を払済保険(はらいずみほけん)という。
支払いが止まったことで「とりあえず問題解決」と思いがちだが、実はそうではない。
- それまで積み立てたお金は保険会社に預けたままの状態が続く
- 手数料は引かれ続けるため、積み立てたお金が少しずつ目減りしていく
- その間、NISAに回せたはずのお金の機会損失がどんどん膨らむ
「払うのをやめれば損しない」は誤解だ。お金が保険会社の中に眠ったままでは、時間だけが無駄に過ぎていく。
解約して自分の手元に戻し、NISAで運用する方が、長い目で見てはるかにお金が育つ。
解約を決めた理由
解約するとき、正直怖かった。40万円マイナスで解約することへの抵抗感もあった。
でも、こう考えた。
「今やめれば、これ以上の損を止められる。続ければ、毎月手数料を払い続けることになる」
過去の損は取り戻せない。でも、これからどこにお金を置くかは自分で選べる。解約して、その分をNISAに回す方が、長い目で見て絶対にプラスになると判断した。
ただし「保険が不要」ということではない
ここは誤解してほしくないのだが、保険そのものが悪いわけではない。
私自身、夫を突然亡くして、死亡保障の大切さを身をもって知っている。もしものときに家族を守る掛け捨ての生命保険や医療保険は、必要な保険だと思っている。
問題は「貯蓄と保険を一緒にしている商品」だ。
- ✅ 掛け捨ての生命保険・医療保険→ 必要。万が一のリスクに備えるもの
- ❌ 積立保険・貯蓄型保険→ 貯蓄目的ならNISAの方が断然効率がいい
「保険は保険、貯蓄は貯蓄」と分けて考えるのが、お金を守る基本だと思っている。
解約後はNISAで積み立てている
積立保険を解約してから、その分の毎月の保険料をNISAの積立に回した。
NISAなら運用益が非課税になる。手数料も圧倒的に安い。自分のお金がちゃんと自分のために働いてくれている実感がある。
積立保険を続けていたあの頃より、今の方がずっとお金の動きが見えやすくなった。
実際の解約手順:担当者には会わずに電話で
解約を決めたら、手順はシンプルだ。
- 保険証券に書いてある「解約専用番号」に電話する
- 解約の意思を伝えると、書類が郵送で届く
- 必要事項を記入して返送する
- 後日、解約返戻金が振り込まれる
ここで一つ、大事なアドバイスがある。
担当者には直接会いに行かないこと。
担当者に解約を伝えると、高確率で引き止められる。「もう少し続けると得になります」「別の商品に変えませんか」など、さまざまな理由をつけて解約させないようにしてくる。「払い済み」という状態も勧めてくるだろうが、これも不要。気持ちが揺らいでしまう可能性がある。
解約専用の電話番号に直接かければ、担当者を通さずに手続きを進められる。意志が固まったなら、そちらに電話するのが一番スムーズだ。
迷っているなら、まずFPに無料相談を
「解約した方がいいのかな…でも本当に大丈夫?」と迷っている場合は、ファイナンシャルプランナー(FP)への無料相談がおすすめだ。
自分の保険が本当に必要なものかどうか、客観的に判断してもらえる。保険の見直しを専門とするFPなら、解約すべきかどうかも一緒に考えてくれる。費用は無料なので、気軽に相談してみてほしい。
まとめ
- 積立保険は手数料が高く、貯蓄目的には向かない
- 早期解約は元本割れするが、続けても損失は広がる可能性がある
- 貯蓄はNISA、保障は掛け捨て保険、と分けるのが正解
- 掛け捨ての生命保険や火災保険などは必要、軽視しないで
「もったいない」という気持ちはわかる。私もそうだった。でも、知った瞬間に動くのが一番の節約だと思う。
保険の見直しはFP無料相談がおすすめ
「今の保険は本当に必要?」「解約していいの?」という悩みは、FPへの無料相談で整理できる。私も知人のFPに相談して、積立保険の問題点に気づくことができた。オンラインで気軽に相談できるサービスもあるので、気になる方はぜひ。

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