積立保険は解約すべき?夫婦で約80万円マイナスになった私が解約返戻金の落とし穴を解説

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📋 この記事でわかること

  • 積立保険(貯蓄型保険)の仕組みとデメリット
  • 解約返戻金の落とし穴と実際の損失額
  • 解約を決めた理由・手順
  • 解約後の代替手段(NISAへの切り替え)

「入った瞬間からぼったくられている」

両学長のライブでそう聞いたとき、頭が真っ白になった。自分が毎月コツコツ積み立ててきたお金が、実は全然増えていなかったということを、そのとき初めて知った。

不安だった。約10年積み立ててきた保険を確認したら、解約返戻金は払った額より約40万円少なかった。しかも夫婦それぞれで入っていたので、2人分で約80万円のマイナス。それでも、このまま続けても意味がないと思い、解約を決めた。

積立保険(貯蓄型保険)とは?仕組みをわかりやすく解説

積立保険とは、保険料の一部が積み立てられ、満期になったり解約したりすると「解約返戻金」として受け取れるタイプの保険のこと。「保険+貯蓄」が一緒になっているように見えるが、これが落とし穴だった。

積立保険のデメリット・よくないと言われる理由

問題は手数料の高さだ。

積立保険には、保険会社の運営コストや販売手数料が保険料の中に含まれている。その分が引かれた後で運用されるため、自分でNISAなどで積み立てるよりはるかに効率が悪い。

  • 払った保険料がそのまま運用されるわけではない
  • 解約すると元本割れするケースがほとんど(特に早期解約)
  • 満期まで持っても、NISAで運用した場合と比べると大きく差がつく

私の場合、約10年積み立てて解約したとき、1人あたり約40万円の元本割れだった。夫婦2人分なので、合わせて約80万円。知らずに続けていたら、もっと損していたかもしれない。

「払済保険」にしても安心できない

「保険料の支払いはやめたけど、解約はしていない」という状態を払済保険(はらいずみほけん)という。

支払いが止まったことで「とりあえず問題解決」と思いがちだが、実はそうではない。

  • それまで積み立てたお金は保険会社に預けたままの状態が続く
  • 手数料は引かれ続けるため、積み立てたお金が少しずつ目減りしていく
  • その間、NISAに回せたはずのお金の機会損失がどんどん膨らむ

「払うのをやめれば損しない」は誤解だ。お金が保険会社の中に眠ったままでは、時間だけが無駄に過ぎていく。

解約して自分の手元に戻し、NISAで運用する方が、長い目で見てはるかにお金が育つ。

約80万円マイナス…それでも積立保険を解約した理由

契約は1口ではなく、2口あった

正確に書いておきます。私が入っていた積立保険は、ひとつではありませんでした。

最初は夫婦で月1万円ずつ。それを約10年続けていました。さらに6年前、私が退職して財形貯蓄が使えなくなったタイミングで、別のところでもう一口、1万円ずつ入りました。「貯金の代わりになる」と言われて、そう思っていました。

損は、解約したから出たのではありません。入った時点で、すでに決まっていました。解約したのは、それに気づいた日でした。

解約するとき、正直怖かった。40万円マイナスで解約することへの抵抗感もあった。

でも、こう考えた。

「今やめれば、これ以上の損を止められる。続ければ、毎月手数料を払い続けることになる」

過去の損は取り戻せない。でも、これからどこにお金を置くかは自分で選べる。解約して、その分をNISAに回す方が、長い目で見て絶対にプラスになると判断した。

ただし「保険が不要」ということではない

ここは誤解してほしくないのだが、保険そのものが悪いわけではない

私自身、夫を突然亡くして、死亡保障の大切さを身をもって知っている。もしものときに家族を守る掛け捨ての生命保険や医療保険は、必要な保険だと思っている。

問題は「貯蓄と保険を一緒にしている商品」だ。

  • 掛け捨ての生命保険・医療保険→ 必要。万が一のリスクに備えるもの
  • 積立保険・貯蓄型保険→ 貯蓄目的ならNISAの方が断然効率がいい

「保険は保険、貯蓄は貯蓄」と分けて考えるのが、お金を守る基本だと思っている。

積立保険を解約した後はNISAで代替できる

積立保険を解約してから、その分の毎月の保険料をNISAの積立に回した。

NISAなら運用益が非課税になる。手数料も圧倒的に安い。自分のお金がちゃんと自分のために働いてくれている実感がある。

積立保険を続けていたあの頃より、今の方がずっとお金の動きが見えやすくなった。

実際の解約手順:担当者には会わずに電話で

解約を決めたら、手順はシンプルだ。

  1. 保険証券に書いてある「解約専用番号」に電話する
  2. 解約の意思を伝えると、書類が郵送で届く
  3. 必要事項を記入して返送する
  4. 後日、解約返戻金が振り込まれる

ここで一つ、大事なアドバイスがある。

担当者には直接会いに行かないこと。

担当者に解約を伝えると、高確率で引き止められる。「もう少し続けると得になります」「別の商品に変えませんか」など、さまざまな理由をつけて解約させないようにしてくる。「払い済み」という状態も勧めてくるだろうが、これも不要。気持ちが揺らいでしまう可能性がある。

解約専用の電話番号に直接かければ、担当者を通さずに手続きを進められる。意志が固まったなら、そちらに電話するのが一番スムーズだ。

まとめ:積立保険は解約してNISAに切り替えることも選択肢のひとつ

  • 積立保険は手数料が高く、貯蓄目的には向かない
  • 早期解約は元本割れするが、続けても損失は広がる可能性がある
  • 貯蓄はNISA、保障は掛け捨て保険、と分けるのが正解
  • 掛け捨ての生命保険や火災保険などは必要、軽視しないで

「もったいない」という気持ちはわかる。私もそうだった。でも、知った瞬間に動くのが一番の節約だと思う。


積立保険・解約に関するよくある質問

Q. 解約返戻金はいつ受け取れる?

A. 解約手続き完了後、通常1〜2週間程度で指定口座に振り込まれます。保険会社によって異なるので確認してください。

Q. 解約すると担当者に連絡が来る?

A. 来る場合があります。引き止めの連絡を避けたい場合は、担当者を通さず直接保険会社のカスタマーセンターへ電話するのがスムーズです。「解約手続きをしたい」と伝えれば書類を送ってもらえます。

Q. 解約する前に「払済保険」にするのはどう?

A. 払済保険にすると保険料の支払いは止まりますが、解約返戻金の増加が止まり、保障額も下がります。「とりあえず止める」手段としては使えますが、根本的な解決にはならないことが多いです。

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