この記事でわかること
- 遺族年金に税金はかかるの?
- 確定申告が必要なケース・不要なケース
- 確定申告することでお金が戻ってくるケース
結論:遺族年金だけなら確定申告は「不要」
いきなり結論です。
遺族年金は非課税です。
所得税も住民税もかかりません。
つまり、収入が遺族年金だけなら、確定申告をする必要はありません。
根拠:所得税法第9条「遺族の受ける恩給・年金は非課税」
夫を亡くしたとき、私も「年金って税金取られるの?」と不安でした。
でも調べてみたら非課税と知って、少しだけほっとしたのを覚えています。
遺族年金が非課税になる理由
遺族年金が非課税なのには、きちんとした理由があります。
遺族年金は「生活保障のためのお金」だからです。
夫(または妻)を亡くして、収入を失った家族が生活できるように支給されるもの。そこから税金を取るのは、国も「さすがにかわいそう」と判断しているわけです。
非課税の対象は:
- 遺族基礎年金(国民年金から支給)
- 遺族厚生年金(厚生年金から支給)
- 寡婦年金・死亡一時金
どれも税金はかかりません。
確定申告が必要になるのはどんなとき?
「遺族年金だけなら不要」と書きましたが、ほかの収入がある場合は別です。
ケース①:パートや正社員で働いている
働いて給与をもらっている場合、その給与所得に対して税金がかかります。
会社が年末調整をしてくれていれば確定申告は基本不要ですが、以下の場合は必要です:
- 2か所以上から給与をもらっている
- 給与が年間2,000万円超
- 年の途中で退職して、年末調整されなかった
ケース②:副業・フリーランスの収入がある
ブログやライター、ハンドメイド販売など、副業の所得が年間20万円を超える場合は確定申告が必要です。
ちなみに私もブログをやっていますが、収益が20万円を超えたら申告しなければなりません。
ケース③:不動産収入がある
相続した物件を賃貸に出している場合なども、確定申告が必要になります。
確定申告が必要になったら、クラウド会計ソフトを使うと初心者でも簡単に完成します。どちらも無料で試せます。
確定申告した方がお金が戻ってくるケース
確定申告は「税金を追加で払う」ためだけのものではありません。
払いすぎた税金が戻ってくる「還付申告」もできます。
働いていて源泉徴収されている方は、以下に当てはまれば確定申告でお金が戻ってきます。
①医療費控除
1年間の医療費が10万円を超えた場合、超えた分を所得から引けます。
シングルマザーは子どもの医療費もかかりますよね。歯科・眼科・処方薬代なども対象です(市販薬は原則対象外)。
②ひとり親控除
令和2年から「ひとり親控除」が新設されました。
- 控除額:35万円
- 対象:婚姻歴のない方・離別・死別を問わず、子どもを育てているひとり親
会社員の方は年末調整で申告できますが、もし申告し忘れていた場合は確定申告で取り戻せます(5年以内なら過去分もOK)。
「自分の場合はどうなる?」と不安なら、FPに無料で相談できるサービスもあります。
生命保険の無料相談サービス【マネードットコム】
③生命保険料控除・地震保険料控除
年末調整で申告し忘れた保険料控除も、確定申告で申請できます。
④ふるさと納税(ワンストップ特例を使わなかった場合)
ふるさと納税を6自治体以上に行った場合などは、ふるさと納税の寄付金控除も確定申告で申請します。
「遺族年金+パート収入」のシングルマザーがやるべきこと
多くのシングルマザーは「遺族年金+パート・正社員」という収入の組み合わせだと思います。
この場合のチェックリストをまとめます。
✅ 確認リスト
- 会社で年末調整をしてもらっているか
- ひとり親控除を会社に申告しているか
- 医療費が10万円を超えていないか
- 副業収入が20万円を超えていないか
- ふるさと納税をしているか(ワンストップ特例の手続きをしたか)
年末調整で漏れがあった場合は、翌年3月15日までの確定申告で取り戻せます。
確定申告をもっと簡単に
「確定申告って難しそう…」と感じている方には、クラウド確定申告ソフトがおすすめです。
銀行やカード明細を自動連携して、書類作成を大幅に時短できます。
まとめ
| 状況 | 確定申告 |
|---|---|
| 遺族年金のみ | 不要 |
| パート・給与あり(年末調整済み) | 基本不要 |
| 2か所以上から給与 | 必要 |
| 副業所得20万円超 | 必要 |
| 医療費10万円超(還付) | した方がお得 |
| ひとり親控除の申告漏れ | した方がお得 |
遺族年金自体は非課税なので、難しく考えすぎなくて大丈夫です。
でも「働きながら受け取っている」場合は、うまく控除を活用してお金を取り戻してほしいと思います。
税金のことは難しそうで後回しにしがちですが、知っているだけで数万円変わることもあります。
ぜひこの記事を参考にしてみてください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました☆
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