📋 この記事でわかること
- 遺族年金がいつまでもらえるか(子どもの年齢と受給期間)
- 子どもが18歳になったら何が変わるか
- 遺族年金終了後の老後の年金額
- 今からできる老後への備え方
夫が亡くなったあと、遺族基礎年金の手続きをした。毎月振り込まれるお金に、どれだけ助けられたかわからない。
正直に言うと、最初は「これがずっと続くんだ」と思っていた。年金だから、老後までもらえるものだと、なんとなく信じていた。
遺族基礎年金はいつまでもらえる?18歳で終わる仕組みを解説
申請したときに初めて知った。遺族基礎年金は、子どもが18歳の年度末(高校を卒業する3月)で終わる、と。
そのあとのことを考えていかなければ、と思った。
遺族基礎年金は「子育て期間中だけ」もらえる年金
遺族基礎年金は、国民年金に加入していた人が亡くなったとき、残された子どものいる配偶者(または子ども自身)に支給される年金だ。
- 支給対象:子どものいる配偶者、または子ども
- 支給期間:末子が18歳の年度末(3月31日)まで
- 支給額(2024年度):月額約89,000円〜(子どもの人数で変わる)
- 子どもが2人以上いる場合は加算あり
子どもが独立したら、それで終わり。老後のための年金ではなく、「子育て中のサポート」という位置づけの制度だった。老後まで続くと思っていた自分の認識が、根本から間違っていた。
自分の老後の年金を、初めてちゃんと調べた
夫がいたころは会社員だったので厚生年金に入っていた。でも今は個人事業主(自宅英語教室)なので、国民年金に切り替わっている。
今は国民年金の全額免除の申請をしている。毎月約16,000円の保険料が免除になるのは、正直とても助かっているが、このまま免除を続けると将来に大きく影響する。
全額免除にすると、将来もらえる年金が半分になる
全額免除には大きな落とし穴がある。免除を受けた期間は、国庫負担分(税金)だけが反映されるため、将来もらえる年金が約半分になる。
つまり、同じ期間を「きちんと保険料を払った人」と比べると、受け取れる金額が大幅に少なくなるということ。「払わなくていい」のではなく、「老後の収入を削っている」制度だと気づいた。
ちなみに、収入が戻ってきたら「追納」といって、過去10年以内の免除期間分の保険料を後から払うことができる。追納すれば将来の年金額に反映される。
ねんきんネットで計算してみたら、想像以上に少なかった
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国民年金の満額は、2024年度で月額約68,000円。でも免除期間がある私の場合、さらに少なくなる。月に数万円。それが私の老後の収入の柱になる予定だった。
68,000円でも少ないと感じるのに、それより少ない金額で老後を過ごすのかと思うと、笑えなかった。でも知らないままでいるよりは、現実を知ってよかったとも思った。
今からできることを調べた
今は老後に備えて、NISAで積み立て投資をしている。老後まで約20年あるので、きちん続ければ、大きな助けになるだろう。 → DMM株の詳細はこちら(PR)
もうひとつ知ったのが「付加年金」という制度。国民年金に月400円だけ上乗せして払うと、将来の年金が「200円×納付月数」分、毎年上乗せされる。20年払えば月4,000円の上乗せ。2年で元が取れる計算で、長生きすればするほど得になる仕組みだ。
老後の備えを今から始めるべき理由
遺族年金が一生続かないことも、免除が将来に影響することも、誰も教えてくれなかった。自分で調べるまで、何年も知らないままだった。
年金の話は難しく感じるけれど、一度でもねんきんネットで自分の数字を見ておくと、現実がわかる。怖いけれど、知らないままでいるほうがもっと怖いと思った。
NISAやiDeCoを始めるなら証券口座から
iDeCoもNISAも、証券口座があれば始められる。口座開設は無料で、スマホだけで手続きできるサービスもある。老後の備えをコツコツ積み立てるなら、早めに口座だけでも開いておくのがおすすめだ。
お金のことは、ひとりで抱え込まなくていい。FPに無料で相談できるサービスもあるので、気になることがあれば活用してほしい。
※この記事は個人の体験をもとにした情報提供を目的としています。制度の詳細や個人の状況については、年金事務所やFPにご確認ください。
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遺族年金の受給期間に関するよくある質問
Q. 末子が18歳になったら遺族年金は全部終わる?
A. 遺族基礎年金は末子が18歳の年度末(3月31日)で終了します。ただし夫が厚生年金加入者だった場合、遺族厚生年金は子どもの年齢に関係なく、妻が亡くなるまで受け取り続けられます。
Q. 遺族厚生年金はいつまでもらえる?
A. 原則として妻が亡くなるまで(終身)受け取れます。ただし2028年の制度改正により、一定年数後に終了する「有期給付」に変更される予定です。
Q. 老後の生活費を補うために何をすればいい?
A. NISAやiDeCoを活用した長期積立が有効です。少額でも早く始めるほど複利の効果が大きくなります。まずは「ねんきんネット」で自分の老後の年金額を確認するところから始めましょう。

