シングルマザーの転職がうまくいかない。その理由と、私が気づいた3つのこと

「転職したいけど、うまくいかない」

夫が亡くなって、ひとりで子どもを育てながら転職活動をした時期がありました。書類を出しても通らない。面接まで進んでも、なんとなく採用されない気がする。「もしかして、シングルマザーだから?」と思ったこともあります。

うまくいかない時期は本当につらかった。でも、いくつかのことに気づいてから、動きやすくなりました。

今日は、シングルマザーの転職がうまくいかない理由と、私が意識するようになったことを正直に書きます。

シングルマザーの転職がうまくいきにくい3つの理由

うまくいかないのは、意志や努力が足りないからではありません。構造的に難しくなっている理由があります。

① 転職活動に使える時間が少ない

応募書類を書く時間、企業研究をする時間、面接の日程を調整する時間——。転職活動は思った以上に「時間」を必要とします。

でもシングルマザーは、仕事から帰ったら家事・育児がすべて自分ひとり。子どもが寝た後の深夜だけが自分の時間、という方も多いのではないでしょうか。

そもそも転職活動に使えるリソースが少ないのだから、うまくいかなくて当然です。

② 「シングルマザー」への偏見がまだある

「子どもが急に病気になったら休むんじゃないか」「長く続かないんじゃないか」——こういった偏見を持つ企業はまだ存在します。

本人は一言も言っていないのに、選考段階でそういうフィルターをかけられることがある。理不尽ですが、これが現実です。

だからこそ、最初から「子どもがいます」と言っても前向きに受け入れてくれる会社を選ぶことが大切だと気づきました。

③ 「何のために転職するか」が整理できていない

「今の職場から逃げたい」「もっと稼ぎたい」という気持ちはあっても、「どんな仕事をしたいか」「何を大切にして働きたいか」が整理されていないと、選考でも迷いが出ます。

面接官は、意外と「軸がぶれているかどうか」を見ています。転職軸が定まっていないと、書類選考や面接での説得力が落ちてしまいます。

転職活動が変わった、私が意識するようになった3つのこと

① 最初から「子どもがいること」を話せる会社を選ぶ

面接でシングルマザーであることを隠して入社しても、あとで無理が生じます。子どもの急病や行事での早退が必要になったとき、肩身が狭くなります。

最初から正直に話して「それでも来てほしい」と言ってくれる会社の方が、長く働けます。選考で偏見を感じた会社は「縁がなかった」と割り切るようにしました。

② 転職の軸を先に整理してから動く

「なぜ転職したいか」「5年後どんな働き方をしていたいか」——これを言語化してから動くと、応募先の選び方が変わります。

「収入」「時間の自由」「やりがい」「子どもとの時間」……シングルマザーが仕事に求めるものは複数あります。どれを最優先にするか決めておくと、迷いが減ります。

私は自分の価値観やキャリアの方向性を整理する時間を作ってから、転職活動を再スタートしました。ひとりで考えるのが難しい時期は、キャリアコーチングで壁打ち相手を作るのも有効です。

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③ 「いつでも動ける状態」を作っておく

転職活動は、焦っているときにやると判断が鈍ります。「今すぐ転職しなくてもいい」状態で活動できると、「この会社しかない」という焦りがなくなり、自分に合った選択ができます。

  • 職務経歴書を常に最新にしておく
  • 転職サイトには登録だけしておく
  • スキルアップを日々少しずつ続ける

転職は「逃げ」ではありません。より良い環境を選ぶための、正当な手段です。

まとめ

シングルマザーの転職がうまくいかないのは、あなたの力が足りないからではありません。時間の制約、偏見、転職軸の不明確さ——それぞれに対処法があります。

  • 子どもがいることを最初から話せる会社を選ぶ
  • 転職の軸を先に整理してから動く
  • 焦らず「いつでも動ける状態」を作っておく

急がなくて大丈夫です。じっくり、自分と子どもが笑顔でいられる場所を探しましょう。

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